「リボーン、オレ…」
「選んだのはお前だ、ツナ」
「そうだよ、オレだ」
「だったら、何を迷う」
「選んだのはオレで、皆じゃない」
「ボスはお前だ」
「皆はオレの所有物じゃない」
「勘違いするな、いつから部下がボスの所有物になった」
「リボーン」
「オレはボンゴレだが、ボンゴレのものじゃない」
「うん」
「覚えておけ。だからこそ、あいつらが選んだ道をお前が迷うのは筋違いなんだ」
「選んだ、道」
「ボスになりたくなかったお前がボスになったのは、お前をボスと認め、望む奴らが居たからじゃねぇのか?」
「それ、は」
「ボンゴレ10代目はお前だ、ツナ」
見失うなとあいつは言った。
大丈夫だよ、信じてるよ。
宿る炎に誓いを立てた。
護る為に闘い続ける。
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