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D.Gray-man 6

「ラビ、神田の笑ったとこ見たことあります?」
「もしあったら記録してるさ~」
「やっぱり無いんだ」
「見たいん?」
「怖いものって見たくなるじゃないですか」
「俺はアレンが怖…何でもないです」
「それに」
「それに?」
「写真でも撮ったら高く売れそうなんですよね」
「………お前、借金あとどれくらいあるんさ?」



ブックマンが神田の髪紐、
オークションに出してたの知ってるんですからね。

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家庭教師ヒットマンREBORN! 46 (未来ver.)

「あ、コレ良いなぁ」
「何だ、ツナ。今度はバイクか?」
「だってほら、格好良くない?山本好きでしょ」
「嫌いじゃないけど、この前フェリー買ったばっかりじゃねぇか」
「そぉだけどぉ」
「珍しいな、そんだけ趣味に走るのって」
「んー、まぁ色々」
「別に良いけどさ」
「ね、山本」
「うん?」
「オレのコレクションはボンゴレ所有物なの」
「そうだな」
「だから皆、いつでも使って良いんだよ」



常に全力でぶつけられるだけの機動力を。
いつか来る未来へ託すものをひとつでも多く。
万全の備えと、最高の策略を。
過去の自分はこの未来に何を思う?
絶望されても構わない。
今のオレには闘うことすら、叶わない。

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ハリー・ポッター 6 (親世代)

「もうすぐクリスマスね」
「ハリーにとっては初めてのクリスマスだ」
「クリスマスプディングに七面鳥」
「特製スタッフィングも忘れないでおくれよ?」
「とびっきりおいしいシャンパンを準備してくれたらね、ジェームズ」
「地球の裏側にだって探しに行くよ、愛しいリリー」
「いつかハリーはどんな家族とクリスマスを過ごすのかしら」
「駄目駄目、僕らとのクリスマスが何年も先まで予約済みなんだから」
「まぁ、困った父さんだこと!」




暖炉の中で橙色の炎が揺れる。
今年も来年も再来年も、ずっと続くはずだったクリスマス。
笑っていた家族はもう居ない。

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家庭教師ヒットマンREBORN! 45 (未来ver.)

「お誕生日おめでとうございます、十代目」
「ありがとう、獄寺君」
「お祝の品とメッセージが届いてますよ」
「うわぁ…毎年のことながら…」
「それだけ十代目が偉大でいらっしゃるんです!」
「あのさ、イタリアではコレが普通なの?」
「普通はボンゴレの次期後継者ともなれば大々的にファミリーで華やかなパーティが開かれるんですが」
「華美が普通なんだ…」
「十代目はあまり好まれないのでこういった形で」
「ありがたいけどやっぱり我儘言ってるんだよね、オレ」
「我儘とは言いませんが、少しずつは出席なさった方が良いかと」
「うん、そうだね。あと何か国語覚えなきゃかなぁ」



イタリア、フランス、イギリス、ドイツ。
近隣諸国は流石に覚えた。
あとは中国、ロシアと何だっけ。
見慣れない国の言葉で書かれた、たくさんのメッセージ。
さて、この中に悪意の籠ったプレゼントがあるだろう。

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家庭教師ヒットマンREBORN! 44 (未来ver.)

「獄寺くん」
「はい、何でしょう十代目」
「そこに居られると、気になって仕方がないんだけど」
「お気になさらず!」
「だから気になるって言っ…まぁ良いや」
「十代目?」
「あと10分でコレ終わらせるから、出してきてくれないかな?」
「喜んで!」
「ありがとう」



扉の前で右往左往。
アレってもしかしなくても艇の良い厄介払い?
言ったところで殴られますよね。
そこに居るよねランボと彼が呼んだのは、逃げようと思った5秒前。

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最遊記外伝 6

「諦めないって決めた」
「えぇ」
「逃げないって決めた」
「おう」
「生きるって、決めたんだ」
「あぁ」


「なのにどうして」


「どうして」

「どうして」

「どうして」



「どう、して…?」




どうしてこの手には魂を縛る呪以外、何一つとして残らなかった。
溢れる涙すら、明日には忘れてしまうのだろう。
覚えた痛みすら、明日には無かったことになってしまうのだろう。

忘れないと叫びながら、忘却の底へと堕ちて行く。

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鋼の錬金術師 30

「もうひとりあたしが居れば良いのにっ」
「…ひとりで良い」
「だってあたしがふたりよ?効率が良いに決まってるわ!」
「あぁ、作業の」
「そんなワケで今回も徹夜なんだけど」
「………コーヒーでもお持ち致します」
「ミルクたっぷりでお願いね」




普通、そういうのは聞こえないとこで言うもんじゃねぇの?
隣に居るだけで、針のむしろに座ってるみたいだ。
自業自得とスパナを投げた、幼馴染にはいつまで経っても敵わない。

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犬夜叉 七 (犬父母)

「まぁ、雪」
「随分と冷える」
「寒さを感じますの?」
「感じるに決まって居ろう」
「だって、其の、毛皮」
「此れが?」
「とてもあたたかそうだわ」
「そなたは此れを何だと思って居るのだ」
「えぇと…尻尾?」



違う、と顔を顰める彼のヒトの傍に寄る。
ほっこりと包み込むぬくもりは生の証。
じんと冷たくなった両の手が大きな掌に握られた。

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鋼の錬金術師 29 (未来)

「アル。ねぇ、ちょっとアル」
「どしたの、ウィンリィ」
「エドをどう思う?」
「…兄です」
「知ってるわよ」
「ウィンリィ、その訊き方に問題があると思うんだ」
「よく分からないけど、まぁ良いわ。エドが最近挙動不審なのよ」
「最近?」
「以前とは違った感じの挙動不審」
「あぁ、放っておいて良いよ。その内、面白い事になるから」




それはきっとね、君との距離を測りかねているんだ。
昔から近過ぎた場所にようやく気付いた。
懐かしくて新しい生活、ここが今のスタート地点。

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家庭教師ヒットマンREBORN! 43 (未来ver.)

「で?」
「はい?」
「僕はどれくらい暴れても良いのかな」
「物騒な…」
「協力してるんじゃない」
「じゃあ、正一くんに向こうの戦力ほぼ割いてもらいましょーか」
「その程度?」
「終わったら、メローネ基地に遊びに行って良いですよ」
「面白そうなのが居たっけな…」




あぁ、今から品定め。
敵対勢力のリストはリストランテのメニューじゃないのになぁ。
その先に見え隠れする、まだ誰にも言っていない嫌な予感。
最善の手を最後まで。
臆病なライオンにはどこまで出来る?

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