「今晩和~」
「へ?ウィンリィ?」
「ちょっとこっちの部屋居させて」
「は?!こんな夜中に何言ってんだ!!」
「そうだよ、兄さんイビキ煩いし」
「そういう問題じゃねぇ!!」
「・・・出たのよ」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・アレか」
「アレよ」
「あぁ、ゴ・・・」
「言わないでぇぇええええ!!!!」
「お前の部屋ちょう真向かいじゃねぇか!こっちも危険だ!!」
「その為にこっちに来たんでしょうが!!」
「無理無理無理!!!」
「・・・アレくらいボクが退治してあげるから」
「弟よ!」
「さすがアル!!」
そんなことで褒め立てられても、すんごい微妙なんだけど。
ふたりとも害虫くらい、平気そうに見えるのにね。
新聞紙を丸めてスタンバイしてたら、いかにもな装備は止めてと懇願された。
[5回]
PR