「なぁ、チチ」
「メシは悟飯ちゃんが帰ってからだ」
「オラが死んだ時、やっぱ泣いたか?」
「…何言い出すかと思えば」
「笑うなよー」
「泣いた、大泣きしたべ。泣いて、寝込んで、いっぱい皆に心配かけた」
「そ、っか」
「なして今更そんなこと訊くだ?」
「んー」
「悟空さ?」
「だったらオラもチチが死んだ時、泣くんだろーなと思ってさ」
「おっでれぇた!悟空さが泣いてくれるだか?」
「だって、オラ多分チチと同じくれーにチチのこと好きだぞ?」
「…まぁったく、悟空さはっ。多分、は余計だべ!」
泣いて、笑って、怒って、泣いて。
それでも君が傍に居る奇跡。
[4回]
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